朝晩の冷え込みが感じられると、まもなく紅葉のシーズンインですね!
ここでは紅葉する木としない木の違いや紅葉する色素の種類や綺麗に紅葉するために必要な気象条件3つについて徹底解説していきたいと思います。
それではさっそく見ていきましょう~。
紅葉する木としない木の違いは?どんな理由があるの?
紅葉はどんな木でもするわけではないのですが、その理由を一言でいうと・・「乾燥」がキーポイントです。
紅葉の代表格のもみじを例に挙げると・・・もみじの葉は、紅葉する前の色は緑色ですが、紅葉して赤くなったもみじの葉に触れてみていただくと体感できることがあります。
それは、葉が乾燥していてとてももパリパリと脆くなっているという点です。
理由は先ほど申し上げた葉が乾燥したために起きた現象になります。
紅葉しない木の葉は、若干の乾燥は紅葉の時期で発生するものの、もみじの葉のようにはもろくなりません。
代表的な木は、松の木や杉の木ですね~。
スギの木といえば・・花粉症のイメージが強いので、個人的には良い印象を持つことができませんが、住宅の木材にも好まれて使用されたりと・・日本を代表する樹木のひとつですね(苦笑)
紅葉する木の共通点と色素の種類についてのまとめて紹介!
紅葉する木の共通点はどのような点があるのでしょうか?
ズバリ・・色素が分解されるかによります。
葉の中にはもともと緑色と黄色の色素が含まれてますが、紅葉する前は緑色の色素の方が多いので葉といえば・・「緑」のイメージですよね(苦笑)
緑の色素はクロロフィルで、チューイングガムなどに含まれている商品もありますね(笑)
黄の色素はカロチノイドと呼ばれるものになります。
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その他、赤の色素はでんぷんから光合成によって生成されるものになります。
ちなみに・・赤の色素はアントシアニンと呼ばれる色素であり、目のサプリメントなどに商品化されていますね。
私は、アントシアニンが豊富に含まれたビルベリーから作られたサプリがお気に入りです(笑)
きれいに木が紅葉するために必要な気象条件について
木がきれいに紅葉するために必要な気象条件について簡単に見てきたいと思います。
紅葉に必要なのは、気温と乾燥なのはご存じかとは思いますが、綺麗に紅葉するために必要な条件についてさらに深堀していきたいと思います。
条件は『日照時間が多いこと』『夜間の冷え込み』『適量の降水量』の3つです!
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『日照時間が長いこと』
ズバリ!これは秋晴れを呼ばれる晴天の日が長いことです。
晴天の日が多いと、当然ながら日照時間が長くなりますので、綺麗に紅葉するための条件を1つ満たすことになります。
『夜間の冷え込み』
葉の紅葉が進む時期は、朝晩の冷え込みが発生しますが、夜の冷え込みが弱いと、葉の中の糖分(でんぷん)から光合成によって生成された赤いアントシアニンが消費されてしまい・・葉が赤くなりにくく、綺麗に紅葉することが出来ません(汗)
そのため、綺麗に紅葉するためには、紅葉が進む時期の夜の冷え込みの日が多くあることが必要な気象条件になります。
『適量の降水量』
木が生命するのに必要不可欠な水分は雨によって確保されています。
時期的に、降水量がほとんどないと・・紅葉する木そのものが弱ってしまい、色づくことすら出来なくなってしまいます。
例年並みに降水量があれば問題ないと思いますね(苦笑)
ただ・・適度ってなかなか基準が難しいですね~(汗)
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紅葉は自然がもたらす最高傑作のひとつだと思いますので、毎年楽しみにしていますし、2020年も綺麗な紅葉をぜひ堪能したいと思います!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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